
聖蹟桜ヶ丘という、一度聞いたら忘れられない美しい響きの街。
「桜ヶ丘」はなんとなくイメージがつくけれど、「聖蹟(せいせき)」って一体どういう意味?
そんな疑問を抱きながら、駅からいろは坂を登りきった先にある「都立桜ヶ丘公園」まで足を伸ばしてみました。そこには、この街の誇り高い歴史と、2026年の今も変わらない最高の絶景が待っていました。
「聖蹟」という名の由来を訪ねて

「聖蹟」とは、明治天皇が訪れた場所(御聖蹟)を意味します。
明治時代、このあたり一帯は「連光寺村」と呼ばれ、自然豊かな狩場として知られていました。明治天皇がウサギ狩りや鮎釣りなどで何度もこの地を訪れたことから、その栄誉を称えて「聖蹟」という名がつけられたのです。
公園内にある「旧多摩聖蹟記念館」は、まさにその歴史のシンボル。
重厚な円形の建物は、一歩足を踏み入れるだけで昭和初期にタイムスリップしたような静寂に包まれます。
丘の上は「多摩の展望台」

桜ヶ丘公園の最大の魅力は、その高低差を活かした眺望です。
特に記念館近くの開けたエリアからの景色は、まさに「多摩の展望台」。
- 眼下に広がる聖蹟桜ヶ丘の街並み
- 遠くにそびえる秩父連山
- 天気の良い日には富士山まで!
2026年の2月、まだ少し冷たい風を頬に受けながらこの景色を眺めていると、日常の悩み事なんてちっぽけに思えてくるから不思議です。
春を待つ「大谷戸公園」と「ゆうひの丘」
公園は非常に広く、隣接する大谷戸(おおやと)公園まで歩けば、開放感あふれる芝生広場が広がっています。
そして、忘れてはならないのが「ゆうひの丘」。
ここから眺める夜景は、多摩エリアでも屈指の美しさ。オレンジ色に染まる街が、徐々に街灯りの海へと変わっていく様子は、何度見ても飽きることがありません。


散歩のまとめ

- 歴史に触れる: 旧多摩聖蹟記念館で街のルーツを知る。
- 景色に癒やされる: 丘の上から多摩を一望する。
- 季節を感じる: これからの時期は梅、そして桜へ。
「聖蹟桜ヶ丘は、坂道が多いから大変」
そんな風に思っている人にこそ、一度この公園まで登ってみてほしい。そこには、坂道を登った人にしか味わえない、この街の本当の美しさが詰まっています。





